ミシシッピ川以東のルイジアナ

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優柔普段の昼食

これは何

雑記です。

優柔不断な普段

僕はどうも人に比べて優柔不断な性格であるようだ。ここ最近は頻繁にそれを実感する。

つい数日前に AirPods4 を買ったのだが、実のところ購入を検討しはじめたのはもう3ヶ月くらい前のことである。 今使っているイヤホンへの不満点、それが耳からうどんを生やすことで解決する合理的説明、どの機種にするかも決めていたし、いつ買っても特別困らない程度の収入もある。でも何となく決断できず、ようやく今週に入ってから注文ボタンを押すことができた。ガジェットというものには旬があり、どうせ買うなら早い方が使える期間が長くなるわけで、迷うだけ損である*1。

とはいえイヤホンなんてたまにしか買わないし、別に困るわけでもない。問題は普段の生活、例えば昼食選びのような、頻繁に選択を要求される場面にある。

選択肢は少ない方がいい?

僕の研究室は全体的に(そして困ったことに)朝型で、ゼミにせよ輪読にせよその他の集まりにせよ、用事は午前中ないし昼過ぎには終わらせてしまう。それから先生や学生の何人かで連れ立ってランチへ出掛けるのが通例である。 以前は食神 *2かラージャ *3ばかりだったが、最近は割合色々なところへ行っている。

で、たいてい僕は周囲を待たせて一番最後まで何を頼むか悩んでいる。 以前であれば一番安いセット以外頼むことはなかったのだが、幸いなことに今のバイト先からは自分には過分なほどの給料を貰えている。 お陰様で僕の懐事情は大いに潤い、ちょっと高めのメニューにするか、デザートを付けるかくらいは選ぶ余地が生まれつつある。

食神には各曜日固定の定食4種類と1種類の週替わり定食があり、僕は大抵この5種類か馴染みの数品から選ぶ。もちろん他にもメニューはたくさんあるし、食べたことのないものもごまんとあるが、行き慣れていることもあり決まりきったものしか注文しない(そう自分で決めているのである)。 一方で他の店だと、たとえ定番枠のメニューがあったとしても「せっかく滅多に来ない店へ来たのだから」と変に色気を出してしまいがちだ。

一般論として、人間は選択肢が多いと迷ってしまうから、少ない方が結果的な幸福度は高いというのはよくある言説だ。確かに僕が食神を気に入っているのもそういうところである。 しかしそうは言っても、食べるものくらいは決めきれないくらいバリエーションがあったほうが暮らしが豊かだし、それが文化的というものだろうと僕は思う。

柔茹而寡断

耳学問というかネット学問であるが、優柔普段という言葉は韓非子『亡徵』の一節が語源らしい。

緩心而無成,柔茹而寡断,好惡無決而無所定立者,可亡也。

大意では「君子がぐずぐずして決めきれない人だと国が滅ぶぞ」という話である。 さすがに僕が優柔不断なだけで日本は滅亡しないだろうが、昼食くらいパッと決めて、微妙なものが出てきても後悔しないくらいの甲斐性は持ちたいものだ。

*1:待てば待つほどインフレが進んで相対的に安くなるのでアドだという意見もある。

*2:電通大の近くにある安くて大盛りの中華。

*3:やはり電通大の近くにある安いインドカレー屋。